楽市論 : 初期信長の流通政策

安野眞幸 著

尾張統一から美濃併合を経て、上洛・石山合戦に至る過程で、織田信長が発した、岐阜・金森・安土宛て「楽市令」はじめ、熱田八カ村、知多郡・篠島商人、尾張鋳物師、瀬戸商人団等々宛て、流通政策文書を精細に解読・分析する。「免許」「免除」文言の同一視、小野晃嗣らによる「完全な課税免除の市場」という定説、それらに依拠した諸研究、とくに近年勝俣鎮夫・網野善彦らが強調した「無縁」「縁切り」原理の根拠を批判的に検証、近世城下町における「道路強制」も石山合戦時の信長の経済政策に淵源することを実証して、楽市楽座研究に斬新な問題提起を行なう。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序 楽市論への招待
  • 1 尾張統一へ-往反の自由(熱田八カ村宛て制札-都市熱田の成立
  • 知多郡・篠島商人宛て自由通行令-保護の見返り
  • 水野太郎左衛門-鋳物師の縄張り ほか)
  • 2 美濃併合へ-楽市令の登場(尾張二宮宛て定書-信清と弓矢徳政
  • 富士大宮楽市令-今川権力の排除
  • 上加納楽市令-寺内町から楽市場へ)
  • 3 上洛から石山合戦へ-市場強制・道路強制(苻中府宮宛て定書-通行の自由から強制へ
  • 金森楽市令-寺内町の換骨奪胎
  • 安土楽市令-大坂並体制の克服)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 楽市論 : 初期信長の流通政策
著作者等 安野 真幸
書名ヨミ ラクイチロン : ショキ ノブナガ ノ リュウツウ セイサク
シリーズ名 叢書・歴史学研究
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2009.4
ページ数 300, 15p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-588-25055-2
NCID BA8982436X
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全国書誌番号
21602361
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言語 日本語
出版国 日本
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