アイルランドの経験 : 植民・ナショナリズム・国際統合

法政大学比較経済研究所, 後藤浩子 編

アイルランドは、ヨーロッパのなかにありながら大西洋に面したその周辺として、9世紀以降、その時々の中心的勢力の余波が押し寄せる場となってきた。中世のヴァイキングの侵入と定住にはじまり、ブリテン帝国の形成過程における質の異なる植民、連合王国への組み込み、そこからの離脱と脱植民地化というアイルランドの歴史は、まさに"ネイション・ステイト"との格闘でもあった。本書は、中世から現代にいたるアイルランドの経験について、歴史学、経済学、社会学、政治学、文学など多様な分野の専門家が切り込み、アイルランドという地理的空間を対象とした場合、時代や地域によってどのような問題が立てられうるのか、その具体的問いを提示する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 植民とブリテン帝国の形成(中世アイルランドにおける「ネイション」意識
  • ブリテン大西洋帝国におけるアイルランド-帝国国制的観点からみたその周縁性
  • マンスター、そしてジョージア-国境なき植民請負人としてのアングロ・アイリッシュ ほか)
  • 第2部 連合王国への組み込みと複数のナショナリズム(リピール運動の勝者たち-「アイルランド都市法人法」とダブリン商工業者
  • 信仰復興とナショナル・アイデンティティ-「信心革命」の時代における宗派間の対立と交流
  • アイルランド西部海岸地方は辺境であったか-『貧民蝟集地域開発局視察官ベイスライン報告』(1894年)を手がかりに ほか)
  • 第3部 連合王国離脱と脱植民地化の格闘(自治から共和主義への転換点-ウィリー・レドモンド従軍からクレア補欠選挙へ
  • 「アイルランド・朝鮮類比論」の展開-三・一運動後の日本とアイルランド
  • 両大戦間期における産業政策の可能性と限界 ほか)

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この本の情報

書名 アイルランドの経験 : 植民・ナショナリズム・国際統合
著作者等 佐藤 泰人
坂本 優一郎
尹 慧瑛
山本 正
崎山 直樹
後藤 浩子
本多 三郎
森 ありさ
武井 章弘
法政大学比較経済研究所
清水 由文
田中 美穂
竹田 泉
高神 信一
齋藤 英里
池田 真紀
小澤 耕
書名ヨミ アイルランド ノ ケイケン : ショクミン ナショナリズム コクサイ トウゴウ
シリーズ名 比較経済研究所研究シリーズ 24
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2009.3
ページ数 428p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-588-60224-5
NCID BA89626989
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全国書誌番号
21602511
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言語 日本語
出版国 日本

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