武光誠 著
婚礼や葬儀には、一定の形式がある。剣道や柔道の試合は一礼からはじまる。また、「一度に二つのことをしない」ことが、美しい作法を生む。日本文化の根底には、このような「型」の思想がある。日本人はふるまいやものの見方において「型」を身に付け、人間関係をたいせつにする合理的な品性を受け継いできた。しかし、いまそれが崩れつつある。神道、武士道、「わび」「さび」の心、さらに江戸しぐさや江戸時代の子供の躾などを取りあげ、日本人が身に付けるべき「型」とは何かに迫る。
「BOOKデータベース」より
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