『史記』と『漢書』 : 中国文化のバロメーター

大木康 著

後世に大きな影響を与えた点で、いずれもひけをとらない『史記』と『漢書』。しかし、どちらをより優れた歴史書とみなすかは、時によって変化してきた。文体も、儒教との距離のとり方も、そして作者の生き方も対照的な二書を、それぞれの時代の人々がどう読み、どう評価したか-その読書史を探っていくと、逆にその時代の様相や歴史観、文学観が照らし出されてくる。本書では、歴史家の使命が語られる『史記』列伝冒頭の伯夷列伝や、『漢書』の風変わりな歴史人物ランキング「古今人表」など、原典に即して司馬遷や班固の思考を読み解きながら、『史記』と『漢書』の二〇〇〇年の旅路を読者とともに散策する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 書物の旅路-『史記』と『漢書』の二〇〇〇年(正史としての『史記』『漢書』
  • 『史記』と『漢書』のちがい
  • 司馬遷の生涯
  • 班固の生涯
  • 『史記』と『漢書』の読書史-『漢書』の時代
  • 中唐における『史記』ルネッサンス
  • 印刷時代の『史記』と『漢書』
  • 『史記評林』と『漢書評林』
  • 結び-東西の両横綱としての『史記』と『漢書』)
  • 第2部 作品世界を読む-文字の背後にあるもの(歴史家の弁明-『史記』「伯夷列伝」を読む
  • 劉邦は「逃げた」のか、「跳んだ」のか
  • 『漢書』「古今人表」)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 『史記』と『漢書』 : 中国文化のバロメーター
著作者等 大木 康
書名ヨミ シキ ト カンジョ : チュウゴク ブンカ ノ バロメーター
シリーズ名 史記
漢書
書物誕生 : あたらしい古典入門
出版元 岩波書店
刊行年月 2008.11
ページ数 211p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-028283-3
NCID BA87889251
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全国書誌番号
21542236
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言語 日本語
出版国 日本
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