武士はなぜ歌を詠むか : 鎌倉将軍から戦国大名まで

小川剛生 著

戦乱の続いた中世、武家は熱心に和歌を詠み続けた。宮廷文化への憧憬ばかりではない。一門や家臣との結束をはかり、また合戦を前に神仏と交流し、あるいは他国との交渉にと、自らの支配を確かにするために和歌の道は不可欠であった。地方に下った歌道師範の地位の高さは想像を絶するものがあった。武家政権の発祥地である関東を中心に、鎌倉将軍宗尊親王、室町将軍足利尊氏、江戸城を築いた名将太田道潅、そして今川・武田・北条の戦国大名三強を取り上げて、武家社会における文学伝統の足跡をたどる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 源氏将軍と和歌
  • 第1章 歌人将軍の統治の夢-宗尊親王と鎌倉歌壇(多幸の親王将軍
  • 鎌倉歌壇の最盛期
  • 失脚と余生
  • 宗尊親王和歌の特質)
  • 第2章 乱世の和歌と信仰-足利尊氏と南北朝動乱(尊氏青年期の和歌的環境
  • 神仏への祈願と和歌
  • 鎌倉将軍と京都歌壇
  • 戦陣における和歌)
  • 第3章 武蔵野の城館と歌人-太田道潅と国人領主(鎌倉府の落日
  • 五十子陣の攻防
  • 江戸城に集う武将と歌人
  • 道潅の和歌事績を求めて)
  • 第4章 流浪の歌道師範-冷泉為和の見た戦国大名(室町後期の冷泉家
  • 歌道門弟の育成
  • 「田舎わたらい」の日々
  • 戦国大名の和歌の実力)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 武士はなぜ歌を詠むか : 鎌倉将軍から戦国大名まで
著作者等 小川 剛生
書名ヨミ ブシ ワ ナゼ ウタ オ ヨムカ : カマクラ ショウグン カラ センゴク ダイミョウ マデ
シリーズ名 角川叢書 40
出版元 角川学芸 : 角川グループパブリシッシング
刊行年月 2008.7
ページ数 270p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-04-702140-2
NCID BA86444930
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全国書誌番号
21458824
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言語 日本語
出版国 日本
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