アメリカ帝国とは何か : 21世紀世界秩序の行方

ロイド・ガードナー, マリリン・ヤング 編著 ; 松田武, 菅英輝, 藤本博 訳

本書は、著名な歴史家が一堂に会して行われた討論集会の結晶である。世界的な広い視野に立ち、「アメリカ帝国」を比較の視座から時間と空間の両面においてとらえ直す一方、「帝国」を支えるいくつかの大前提にもメスを入れ批判的に吟味している。そして、イラク戦争は「アメリカ帝国」の抱える諸問題の氷山の一角にすぎないと主張する。その意味で本書は、イラク戦争の性格付けとその歴史的位置、さらには近年の合衆国の対外行動とその論理を考えるうえで、日本の読者にとっても時宜を得た啓蒙書となっている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • アメリカは帝国か?-二一世紀の辺境と平和の諸問題
  • 第1部 文脈(絶頂期に立ち会って-正義の帝国か?
  • 帝国の言葉
  • 戦争を知らせる太鼓)
  • 第2部 変容した関係(アメリカのヘゲモニーとヨーロッパの自立性、一九八九〜二〇〇三年-イラク戦争を理解するための分析枠組み
  • 反米主義と反欧州主義)
  • 第3部 類比(イラクはニカラグアのようなアラブ国家ではない-中米とニューライトの台頭
  • 文明化の使命に基づく進展?-フィリピン植民地化に見られるアメリカ例外主義の前提
  • 占領-歴史からの警告
  • 「帝国再来の」時期の日本とアメリカ)
  • 第4部 未来(前進、リベラル兵士?-ブッシュのグランド・ストラティジーに見る十字軍の論理、何が問題なのか
  • きわめて興味深い帝国
  • 『アメリカ帝国とは何か』)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アメリカ帝国とは何か : 21世紀世界秩序の行方
著作者等 Gardner, Lloyd C
Gardner, Lloyd C.
Young, Marilyn Blatt
松田 武
菅 英輝
藤本 博
Young Marilyn B.
ヤング マリリン B.
ガードナー ロイド C.
書名ヨミ アメリカ テイコク トワ ナニ カ : 21セイキ セカイ チツジョ ノ ユクエ
書名別名 The new American empire

Amerika teikoku towa nani ka
シリーズ名 Minerva人文・社会科学叢書 139
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 2008.4
ページ数 362, 4p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-623-05042-0
NCID BA85655781
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全国書誌番号
21421490
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
「帝国再来の」時期の日本とアメリカ キャロル・グラック
きわめて興味深い帝国 アンダース・ステファンソン
アメリカのヘゲモニーとヨーロッパの自立性、一九八九~二〇〇三年 トマス・マコーミック
アメリカは帝国か? チャールズ・S.メイアー
アメリカ帝国とは何か 菅 英輝
イラクはニカラグアのようなアラブ国家ではない グレグ・グランディン
前進、リベラル兵士? エドワード・ローズ
占領 ジョン・W.ダワー
反米主義と反欧州主義 メリー・ノーラン
変容した関係
帝国の言葉 マリリン・B.ヤング
戦争を知らせる太鼓 ジョン・プラドス
文明化の使命に基づく進展? マイケル・エイダス
文脈
未来
絶頂期に立ち会って ロイド・C.ガードナー
解説
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