漱石 : 母に愛されなかった子

三浦雅士 著

漱石が生涯抱え続けた苦悩。それは母の愛を疑うという、ありふれた、しかし人間にとって根源的な苦悩であった。『吾輩は猫である』『坊っちゃん』から『明暗』まで、この「心の癖」との格闘に貫かれた漱石作品は、今なお自己への、人間への鮮烈な問いとして我々の前にある-現代を代表する文芸評論家が、批評の新たな地平をしめす一書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 母に愛されなかった子-『坊っちゃん』
  • 第2章 捨て子は自殺を考える-『吾輩は猫である』
  • 第3章 登校拒否者の孤独-『木屑録』と『文学論』
  • 第4章 母を罰する-『草枕』と『虞美人草』
  • 第5章 母から逃れる-『三四郎』『それから』『門』
  • 第6章 母に罰せられる-『彼岸過迄』
  • 第7章 向き合うことの困難-『行人』と『心』
  • 第8章 孤独であることの意味-『道草』
  • 第9章 承認をめぐる闘争-『明暗』

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 漱石 : 母に愛されなかった子
著作者等 三浦 雅士
書名ヨミ ソウセキ : ハハ ニ アイサレナカッタ コ
シリーズ名 岩波新書
出版元 岩波書店
刊行年月 2008.4
ページ数 248p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-00-431129-4
NCID BA85599589
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全国書誌番号
21426666
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言語 日本語
出版国 日本
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