戦争の映画史 : 恐怖と快楽のフィルム学

藤崎康 著

第一次世界大戦以来、映画は実際の戦争から多くのことを「学んだ」。空爆をおこなう爆撃機からの撮影、従軍カメラマンによる戦場撮影はその典型だ。そして、国家の側も撮影技術を軍事技術に転用し、プロパガンダ=宣伝戦の「武器」として映画を大いに利用してきた。PART1では、このような映画と戦争の「共犯関係」を歴史的に読み解いていく。一方で我々は、誰しも戦争を憎悪しながら、「戦争映画」を見ることの快楽も知ってしまった。PART2では、スティーブン・スピルバーグの『宇宙戦争』をはじめ、数々の「戦争映画」を詳細に分析し、その"面白さ"を再発見していく。映画論と戦争論を大胆にクロスさせたスリリングな試み。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 映画と戦争(総力戦という戦争機械
  • 劇映画と世界大戦
  • 戦争プロパガンダ映画について
  • 戦争映画を享楽する心性
  • 死の表象)
  • 2 戦争映画論(スピルバーグ『宇宙戦争』における「戦争」と「9・11」の表象
  • 空中戦のスペクタクル-ウェルマン『つばさ』、阿部豊『燃ゆる大空』、ヒューズ『地獄の天使』
  • 屠られる兵士たち-キューブリック『突撃』、ロージー『銃殺』
  • ポルトガルの戦争史を語り直す-オリヴェイラ『ノン、あるいは支配の空しい栄光』
  • 通過儀礼としての戦争-ヒューストン『勇者の赤いバッヂ』
  • 黙示録としての"新しい戦争"-キュアロン『トゥモロー・ワールド』
  • 「戦争映画」を異化する-ゴダール『カラビニエ』
  • 戦争映画ベスト30)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 戦争の映画史 : 恐怖と快楽のフィルム学
著作者等 藤崎 康
書名ヨミ センソウ ノ エイガシ : キョウフ ト カイラク ノ フィルムガク
書名別名 Senso no eigashi
シリーズ名 朝日選書 841
出版元 朝日新聞
刊行年月 2008.4
ページ数 268p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-02-259941-4
NCID BA85480382
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全国書誌番号
21416529
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言語 日本語
出版国 日本
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