暴力はどこからきたか : 人間性の起源を探る

山極寿一 著

私たち人類は、争いの火種もその解消の術も、霊長類として進化する中で獲得してきた。六五〇〇万年前にこの地上に登場した霊長類。彼らは"食"と"性"をめぐる争いを、それぞれの社会性をもって回避してきたのだ。それを受け継ぐ人類は、家族という独自の社会を得るに至る。屋久島のニホンザルやコンゴ民主共和国のゴリラをはじめ、世界中の霊長類の姿を最新の研究成果から明らかにし、人類の社会性の起源に迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 攻撃性をめぐる神話(人類の進化史と攻撃性
  • 狩猟仮説
  • 暴力とは何か)
  • 第2章 食が社会を生んだ(生物がともに生きる意味
  • 食べることによって進化した能力
  • 食物の違いがもたらすもの
  • ニッチとテリトリー
  • 昼の世界が集団生活を生んだ
  • 食物と捕食者の影響
  • 食物をめぐる争いと社会性の進化)
  • 第3章 性をめぐる争い(インセストの回避と社会の進化
  • ペア生活の進化
  • メスがオスの共存を左右する
  • 母系と父系
  • 娘と息子のゆくえ)
  • 第4章 サルはどうやって葛藤を解決しているか(優劣順位とは何か
  • 所有をめぐる争い
  • 和解の方法
  • 食物を分配する類人猿
  • 性の相手は分けられない)
  • 第5章 暴力の自然誌-子殺しから戦争まで(子殺しと社会の変異
  • 人間はどう進化してきたか
  • 家族と不思議な生活史
  • 分かち合う社会
  • 戦いの本質とは何か)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 暴力はどこからきたか : 人間性の起源を探る
著作者等 山極 寿一
書名ヨミ ボウリョク ワ ドコカラ キタカ : ニンゲンセイ ノ キゲン オ サグル
書名別名 Boryoku wa dokokara kitaka
シリーズ名 NHKブックス 1099
出版元 日本放送出版協会
刊行年月 2007.12
ページ数 244p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-14-091099-3
NCID BA8420470X
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全国書誌番号
21362964
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言語 日本語
出版国 日本
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