松井優子 著
ダイナミックにしてドラマティック。最初は詩人として、次に小説家として人気の頂点をきわめたウォルター・スコットは、その著作の幅の広さや圧倒的な量はいうにおよばず、「作家」という枠で囲いきれないほどの多彩な活動をおこなった。生前まさに一世を風靡したその作品の評価の変遷は、そのまま「作家」や「文学作品」という概念の歴史性を示す好例にさえなっている。現代的な意味での最初のベストセラー作家であり、近代的イメージの源泉となった多角的人間像に迫る決定的評伝。
「BOOKデータベース」より
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