分裂病と他者

木村敏 著

精神病理から人間存在の本質にいたる思索をさらに深め、分裂病者にとっての「他者」の問題を徹底して掘り下げた木村精神病理学の画期をなす論考。ハイデッガー、西田幾多郎らに加え、デリダ、ラカン、レヴィナスなどの構造主義と正面からわたり合い、自己と他者との関係のありかたを「あいだ=いま」という本質的な項を媒介として見つめ直す。研ぎ澄まされた治療感覚をもって、患者の生き方を知覚し、治癒をめざして真摯な長い対話を重ねる著者の思策と営為。今、「臨床哲学」の地平が開かれる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • あいだと時間の病理としての分裂病
  • 他者の主体性の問題
  • 自己と他者
  • 家族否認症候群
  • 精神医学における現象学の意味
  • 直観的現象学と差異の問題-現象学的精神医学の立場から
  • 危機と主体
  • 離人症における他者
  • 内省と自己の病理
  • 自己の病理と「絶対の他」
  • 現象学的精神病理学と"主体の死"-内因の概念をめぐって
  • 境界例における「直接性の病理」
  • 離人症と行為的直観
  • 分裂病の治療の関して

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この本の情報

書名 分裂病と他者
著作者等 木村 敏
書名ヨミ ブンレツビョウ ト タシャ
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2007.8
ページ数 427p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09089-8
NCID BA82772745
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全国書誌番号
21292582
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
「あいだ」からの贈りもの 坂部恵
解説 木村 敏
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