香西豊子 著
流通システム形成過程から炙り出される現代のヒト組織利用につらなる言説構造。解剖体や血液、臓器といった「資源」はどのように流通し供給されてきたのか。江戸末期から現在に至る「人体」流通システムを追いながら、「善意による無償提供」「自己決定」といったヒト組織利用に関する倫理的根拠が、そもそも資源調達の経済論的帰結にすぎないことを描き出す。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ