市場・道徳・秩序

坂本多加雄 著

福沢諭吉、徳富蘇峰、中江兆民、幸徳秋水。代表的な明治の知識人である彼らは、西欧的近代思想における市場活動をどう受け止めたのか。立脚点が大きく異なる彼らの思想を、市場に対するスタンスから読み解く。秩序はいかに形成されるのか。人々の欲望が交換関係のうちに相互に媒介される「市場」によって育まれるのか、あるいは、欲望を自覚的・道徳的に抑制することが要件なのか。著作の精読から、明治という新たな時代におけるそれぞれの秩序構想を掘り下げて、経済と道徳の密接不可分の関係を浮き彫りにする、思想史研究の名著。1991年度サントリー学芸賞受賞作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 「独立」と「情愛」-福沢諭吉と市場社会
  • 第2章 青年期徳富蘇峰における道徳と経済
  • 第3章 中江兆民における道徳と政治-「近代的政治思想」とは何か
  • 第4章 幸徳秋水における伝統と革命
  • 補論1 独立・官吏・創業-明治政治思想史における「政治家」と「官僚」
  • 補論2 経済的繁栄のなかの「市民」理想-『富と美徳』をめぐって

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 市場・道徳・秩序
著作者等 坂本 多加雄
書名ヨミ シジョウ ドウトク チツジョ
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2007.7
ページ数 454p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09085-0
NCID BA82471909
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全国書誌番号
21279601
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言語 日本語
出版国 日本
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