漢文脈と近代日本 : もう一つのことばの世界

齋藤希史 著

漢文は、言文一致以降すたれてしまったのか、それとも日本文化の基盤として生き続けているのか?本書は漢文の文体にのみ着目した従来の議論を退け、思考様式や感覚を含めた知的世界の全体像を描き出す。学問と治世を志向する漢文特有の思考の型は、幕末の志士や近代知識人の自意識を育んだ。一方、文明開花の実用主義により漢文は機能的な訓読文に姿を変え、「政治=公」から切り離された「文学=私」を形成する。近代にドラスティックに再編された漢文脈を辿る意欲作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 漢文脈とは何か-文体と思考の二つの極
  • 第1章 漢文の読み書きはなぜ広まったのか-『日本外史』と訓読の声
  • 第2章 国民の文体はいかに成立したのか-文明開化と訓読文
  • 第3章 文学の近代はいつ始まったのか-反政治としての恋愛
  • 第4章 小説家は懐かしき異国で何を見たのか-艶情と革命の地
  • 終章 漢文脈の地平-もう一つの日本語へ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 漢文脈と近代日本 : もう一つのことばの世界
著作者等 斎藤 希史
書名ヨミ カンブンミャク ト キンダイ ニホン : モウ ヒトツ ノ コトバ ノ セカイ
書名別名 Kanbunmyaku to kindai nihon
シリーズ名 NHKブックス 1077
出版元 日本放送出版協会
刊行年月 2007.2
ページ数 235p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-14-091077-1
NCID BA80875361
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全国書誌番号
21202389
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言語 日本語
出版国 日本
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