フリードリヒ・キットラー 著 ; 石光泰夫, 石光輝子 訳
テクノロジーは、いわゆる人間というものから文字を吸い上げ、どこかに運びさってしまった-。蓄音機=聴覚技術メディア、映画=視覚技術メディア、タイプライター=書字技術メディア。この3つの近代テクノロジーが華々しく登場し、展開をとげるとともに、人間には何が起こったのか。フーコーの考古学的手法、ラカンの構造主義精神分析などを織りまぜたディスクール分析によって、システムがたどった歴史を壮大に描きだす衝撃のメディア論。上巻はグラモフォンからフィルムの章の冒頭を収める。
「BOOKデータベース」より
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