老いるということ

黒井千次 著

これまでにない長い老後を生きる時代が到来した現代、人は老いとどのように向き合えばいいのか。さりげない表現の中に現代日本人の老いを描く幸田文。老いの悲惨な側面から目を逸らさず生きた耕治人。島崎藤村が綴る老後の豊富さと老いることの難しさ。伊藤整が光を当てた老いの欲望と快楽。伊藤信吉が記す九十代の老年詩集…。文学作品・映画・演劇に描かれたさまざまな老いの形をとおして、現代に生きる者にとっての"老い"の意味と可能性を追究する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 老いの長さ・老いる場所
  • 古代ローマの老い-キケロー『老年について』をめぐって
  • 二十世紀イギリスの老い-E.M.フォースター「老年について」の発想
  • 老いの伝承-深沢七郎「楢山節考」の伝えるもの
  • 老いと時間-「ドライビング・ミス・デイジー」の場合
  • 老いの年齢-マルコム・カウリー『八十路から眺めれば』の示唆
  • 老いの形-幸田文の随筆から
  • 老いの現在・老いの過去-映画「八月の鯨」の表現するもの
  • 老いと病-耕治人の晩年の三作より
  • 老いの完了形と老いの進行形-芥川龍之介「老年」、太宰治『晩年』の視点
  • 老いる意志-島崎藤村の短文から
  • 老いと性-伊藤整『変容』の問題提起
  • 老いの温もり-萩原朔太郎のエッセイと伊藤信吉の老年詩集から
  • 老いのまとめ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 老いるということ
著作者等 黒井 千次
書名ヨミ オイル ト ユウ コト
シリーズ名 講談社現代新書
出版元 講談社
刊行年月 2006.11
ページ数 232p
大きさ 18cm
ISBN 4061498657
NCID BA79219628
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全国書誌番号
21147027
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言語 日本語
出版国 日本
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