歪んだ建築空間 : 現代文化と不安の表象

アンソニー・ヴィドラー 著 ; 中村敏男 訳

パスカルの強迫観念、フロイトの恐怖症、ル・コルビュジエの「えも言われぬ空間」、ベンヤミンの一方通行路、ドゥルーズの「襞」、リベスキンドのヴォイド、そして他領域と交雑する現代建築家たち…近代の成立とともに孕まれた症候が折れ曲がり、褶曲して、最先端の建築、アート、サイバー空間に再浮上する。現代の不安の根源をさし示す野心的な空間論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 空間恐怖-パスカルからフロイトまでの虚空の構築
  • 広場恐怖症-都市空間の精神病理
  • 無限を枠に入れる-ル・コルビュジエ、アイン・ランド、そして「えも言われぬ空間」
  • 通路の空間-疎外の建築:ジンメル、クラカウアー、ベンヤミン
  • 行き止まりの街路-ヴァルター・ベンヤミンと気晴らしの空間
  • 空間の爆発-建築と映画の虚像
  • メトロポリスのモンタージュ-クラカウアー、ベンヤミン、エイゼンシュテインの映画としての都市
  • 現場はここだ-犯罪現場の空間消失
  • ホーム・アローン-ヴィト・アコンチの公共領域
  • フル・ハウス-レイチェル・ホワイトリードの脱家事的キャスト
  • ロスト・イン・スペース-トバ・ケドゥーリの建築的断片
  • ディープ・スペース/抑圧された記憶-マイク・ケリーの教育複合体
  • ターミナル・トランスファー-マーサ・ロズラーのパッセージ
  • アンゲルス・ノヴス-コープ・ヒンメルブラウの表現主義的ユートピア
  • バロックを越えて-カルヴァー・シティのエリック・オーエン・モス
  • 「デス・キューブK」-モーフォシスのネオフォーメーション
  • スキン・アンド・ボーンズ-ライプニッツからリンまでの褶曲形態
  • エンプティ・スペースに建てる-ダニエル・リベンスキンドと脱空間の虚空
  • 惑星、彗星、そしてダイノサウルス-前歴史的主体/脱歴史的アイデンティティー

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 歪んだ建築空間 : 現代文化と不安の表象
著作者等 Vidler, Anthony
中村 敏男
ヴィドラー アンソニー
書名ヨミ ヒズンダ ケンチク クウカン : ゲンダイ ブンカ ト フアン ノ ヒョウショウ
書名別名 Warped space
出版元 青土社
刊行年月 2006.10
ページ数 421, 71p
大きさ 20cm
ISBN 4791762924
NCID BA78599909
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全国書誌番号
21231707
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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