「豊かさ」の誕生 : 成長と発展の文明史

ウィリアム・バーンスタイン 著 ; 徳川家広 訳

ホッブズは、かの『リヴァイアサン』の中で、自然状態における生のありようは「孤独で、貧しく、意地悪く、暴力的で、短い」と述べた。それは19世紀に至るまで、人類の大多数にとって生活実態を忠実に表現した言葉であった。しかし、それから2世紀あまりを経た現在、ホッブズが指摘したような人類のありようは、少なくとも物質的には西洋世界から消えて無くなった。なぜ、我々は豊かな生活を享受できるようになったのだろうか。そしてなぜ、豊かさの誕生は1800年代以降に限られているのだろうか。本書は、近現代の持続的な経済成長の陰に潜む条件を膨大な資料と法律、歴史、哲学、天体力学、神学、政策科学、社会学、経済学の観点から探っていく。また21世紀の新興国が発展するために、どのような要素が必要とされるのかを明かしていく。19世紀初頭に始まる西洋諸国の勃興から、戦前・戦後における日本の驚異的な成長、そしてイスラム諸国の停滞の原因に至るまで、壮大なスケールで描き出す文明史。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 近代経済成長の源泉(豊かさについての仮説
  • 私有財産制
  • 科学的合理主義
  • 資本
  • 動力、スピード、光
  • 成長の理論を総括する)
  • 第2部 豊かな国、貧しい国(勝ち組の経済-オランダとイギリス
  • キャッチアップした国々
  • 取り残された国々)
  • 第3部 豊かさのもたらすもの(神、文化、金銭欲、そして快楽主義の踏み車
  • 成長か平等か-大いなるトレードオフ
  • 勝者の呪い-富神マモンと戦争神マルス
  • 成長の終わり?
  • いつ、どこで、そしてどこへいくのか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「豊かさ」の誕生 : 成長と発展の文明史
著作者等 Bernstein, William J
徳川 家広
バーンスタイン ウィリアム
書名ヨミ ユタカサ ノ タンジョウ : セイチョウ ト ハッテン ノ ブンメイシ
書名別名 The birth of plenty

Yutakasa no tanjo
出版元 日本経済新聞社
刊行年月 2006.8
ページ数 475p
大きさ 22cm
ISBN 4532352207
NCID BA78212929
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全国書誌番号
21099619
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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