思想空間としての現代中国

汪暉 著 ; 村田雄二郎, 砂山幸雄, 小野寺史郎 訳

1989年の天安門事件で深い傷を負い、混迷を極めていた現代中国思想界にあって、汪暉は魯迅を中心とする文学研究・歴史研究から、マルクス、ウェーバーを始め、日本の歴史学者の著作を含む古今東西の文献を渉猟した理論研究に転じた。グローバル化にともなう中国の急激な変化の中に身を置きながら、近代をいかに認識するか、歴史との対話を試みた省察の記録。90年代以降、中国知識人たちが再起する中で、国内外で最も深く広範な思想的影響を与えた汪暉の評論集。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 現代中国の思想状況とモダニティの問題(歴史はすでに終わったか?
  • 近代化イデオロギーとしての三つのマルクス主義 ほか)
  • 第2章 一九八九年の社会運動と中国の「新自由主義」の歴史的根源(社会運動の歴史的条件
  • 社会運動の複雑な構成と多重の要求 ほか)
  • 第3章 アジア想像の政治(はじめに-「新たなアジア想像」の背景となる条件
  • アジアと東洋-派生的な命題 ほか)
  • 第4章 ウェーバーの中国のモダニティ問題(誰のモダニティか-モダニティの語源と歴史的変遷
  • モダニティ・プロテスタンティズムの伝統・西洋的合理主義-中国研究の方法 ほか)
  • 第5章 地方形式、方言土語と抗日戦争時期の「民族形式」論争(「民族形式」としての「中国的流儀」と「中国的風格」-共産主義運動におけるナショナリズムの政治と文学の問題
  • 「地方形式」概念の提起とその背景-戦争と都市・農村関係の再構築 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 思想空間としての現代中国
著作者等 小野寺 史郎
村田 雄二郎
汪 暉
砂山 幸雄
書名ヨミ シソウ クウカン ト シテノ ゲンダイ チュウゴク
出版元 岩波書店
刊行年月 2006.8
ページ数 326p
大きさ 20cm
ISBN 4000234242
NCID BA78121903
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全国書誌番号
21104889
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言語 日本語
原文言語 中国語
出版国 日本
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