現象学と解釈学

新田義弘 著

現象学は、人間の経験の内側に立って普遍的な学知の基盤を問う。他方、解釈学は、そうした経験が歴史的であることから視野を歴史性へと広げ、その個別性を示すが、そこには知の「相対化」の傾向が伴う。この二つの哲学が出会ったとき、何が起きたか。現象学は、「地平」の概念によって解釈学と連携しつつ、知の「絶対化」の不可能を見出すが、しかし、その後、そこからいわば垂直に自己深化していくことになる。現象学と解釈学の邂逅と離別の知的刺激に満ちた深層分析の書であり、生動する「現代哲学」の今を問うスリリングな論考。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 現象学と解釈学-その接近と提携(現代ドイツ哲学の動向-学的認識から経験へ
  • 現象学の歴史的諸展開-本質現象学から「人間と世界」の現象学へ ほか)
  • 第2部 反省理論と解釈理論(現代哲学の反省理論
  • 解釈学の現況 ほか)
  • 第3部 現象学の近代批判(ハイデガーによる技術批判
  • フッサールによる科学の客観主義批判 ほか)
  • 第4部 媒体性の現象学への道(近さと隔たり-隠れたる媒体についての所感
  • 現象学に課せられたもの ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 現象学と解釈学
著作者等 新田 義弘
書名ヨミ ゲンショウガク ト カイシャクガク
書名別名 Genshogaku to kaishakugaku
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2006.8
ページ数 465, 7p
大きさ 15cm
ISBN 4480090029
NCID BA78012930
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全国書誌番号
21098016
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言語 日本語
出版国 日本
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