境界をまたぐ人びと

村井章介 著

前近代の「国境」とは、一本の線ではなく、それ自体がある広がりをもった人間活動の場であった。その空間に点在する小島たちは、交通が陸上中心になってしまった今となっては不思議なくらい、大きな顔をして地図上に登場していた。蝦夷・唐人・琉球人・倭寇・海賊・商人など、さまざまな名で呼ばれた「境界をまたぐ人びと」の姿と活動は、都を中心とする視線からはとらえきれない幅広さと多様さにみちている。前近代の国境観念のなかに、現代の領土紛争解決の道を探り、国境をまたぐ海の世界の復権を訴える。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 前近代の国境と境界人
  • 1 エミシからエゾへ-北辺の統治境界と民族境界
  • 2 環日本海の「唐人」-日本と契丹の媒介者
  • 3 多民族空間と境界人-博多と対馬
  • 4 俊寛物語を読む-キカイガシマを訪れる人びと
  • 5 元禄時代の「竹島問題」-竹島一件
  • 国境なき時代をみとおして

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 境界をまたぐ人びと
著作者等 村井 章介
書名ヨミ キョウカイ オ マタグ ヒトビト
シリーズ名 日本史リブレット 28
出版元 山川出版社
刊行年月 2006.5
ページ数 98p
大きさ 21cm
ISBN 4634542803
NCID BA76993207
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全国書誌番号
21046467
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言語 日本語
出版国 日本
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