鉄道の文学紀行 : 茂吉の夜汽車、中也の停車場

佐藤喜一 著

汽車の旅こそ、文学によく似合う。『金色夜叉』の貫一とお宮は何に乗って熱海へ行ったか、斎藤茂吉は「死にたまふ母」をひと目見んと、どの列車に乗って故郷へ向かったか…。函館から豊後竹田まで十二の駅に、近代文学の足跡を訪ねる。鉄道が元気だった時代ははるかに遠く、往年の作家たちが辿った路線は大きく変貌したが、昔の時刻表と駅舎の片隅の小さな痕跡を手がかりに、読者をノスタルジックな旅へと誘う。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 函館駅-啄木『一握の砂』から辻仁成『海峡の光』まで
  • 茂吉記念館前駅-「死にたまふ母」を一目見ん
  • 今泉駅-宮脇俊三、昭和二十年八月十五日の汽車
  • 二本松駅-高村光太郎、智恵子の「ほんとの空」
  • 犬吠駅-佐藤春夫「犬吠岬旅情のうた」をめぐる
  • 熱海駅-尾崎紅葉『金色夜叉』から「湯の町エレジー」へ
  • 信濃追分駅-立原道造「のちのおもひに」
  • 替佐駅-高野辰之「兎追いし山、小鮒釣りし川」
  • 桑名駅-中原中也、昭和十年八月十一日の夜
  • 湯田温泉駅-中原中也の「帰郷」
  • 宇和島駅-大和田建樹「鉄道唱歌」のふるさと
  • 豊後竹田駅-滝廉太郎「荒城の月」、そして川端康成『千羽鶴』

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 鉄道の文学紀行 : 茂吉の夜汽車、中也の停車場
著作者等 佐藤 喜一
書名ヨミ テツドウ ノ ブンガク キコウ : モキチ ノ ヨギシャ チュウヤ ノ テイシャジョウ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2006.1
ページ数 242p
大きさ 18cm
ISBN 4121018303
NCID BA75209677
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全国書誌番号
20991925
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言語 日本語
出版国 日本
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