医療人間学のトリニティー : 哲学・史学・文学

近藤均 編著

森鴎外から加賀乙彦まで、「いのち」を深く見据えた近現代作家の32作品を素材にして、医療・保健・福祉分野の現状と課題に鋭く肉迫。文学鑑賞と歴史的洞察・哲学的思想とを有機的に融合させた渾身の1冊!!関連年表・索引も充実。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 学問は難有いものじゃのう-伝統医術から生物医学へ(森鴎外・作『カズイスチカ』より)
  • 痲酔剤は譫言をいふと申すから-麻酔薬の開発と外科医療の進展(泉鏡花・作『外科室』より)
  • 身は此処に心はもぬけの殻に-封建遺制がもたらす精神病(樋口一葉・作『うつせみ』より)
  • 「学校へゆきますか」「往かない」-障害児教育の光と影(国木田独歩・作『春の鳥』より)
  • 銃が重い 背嚢が重い 脚が重い-明治・大正の国民病「脚気」(田山花袋・作『一兵卒』より)
  • 哲学がそれを謳歌し宗教がそれを讃美し-二人称の事故死(伊藤左千夫・作『奈々子』より)
  • 常でさえ巫女を信じ狐を信ず-科学・迷信・伝染病(石川啄木・作『赤痢』より)
  • 医者は投げ出すように言った-パターナリズム医療の現場から(高浜虚子・作『続俳諧師-文太郎の死』より)
  • 三十分ばかりは死んでいらしったのです-死の「あちら側」と「こちら側」(夏目漱石・作『思い出す事など』より)
  • 己れの精神の病的なのを訝しんで-正常と異常/正統と異端のはざまで(谷崎潤一郎・作『異端者の悲しみ』より)〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 医療人間学のトリニティー : 哲学・史学・文学
著作者等 近藤 均
書名ヨミ イリョウ ニンゲンガク ノ トリニティー : テツガク シガク ブンガク
出版元 太陽
刊行年月 2005.12
ページ数 638p
大きさ 22cm
ISBN 4884694511
NCID BA75196804
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21045197
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言語 日本語
出版国 日本
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