アスベスト禍 : 国家的不作為のツケ

粟野仁雄 著

炸裂していた静かな爆弾。アスベスト(石綿)が人体と環境に残した負の遺産は、今や労災、公害の枠にはおさまらない国民的災害といえる。潜状期間が長い中皮腫、喫煙習慣の陰で見逃されていた可能性の高い肺がん。被害者救済新法の制定はされても、これまで流された涙、失われた命は戻らない。だが実はアスベストの危険性は七〇年代から指摘されていた。八〇年代には徹底除去するチャンスもあったはず。この数十年間企業と行政はいったい何をして、何をしてこなかったのか。本書はその経緯を辿り、大いなる看過と怠慢の問題点を浮き彫りにする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 激動の二日間
  • 第2章 魔法の鉱物の正体
  • 第3章 狼狽と決断 職業病から公害へ
  • 第4章 「公」に巣食うアスベスト
  • 第5章 止まらぬ波紋
  • 第6章 解体 廃棄 日常のアスベスト
  • 第7章 時効 訴訟 少ない労災認定
  • 第8章 遅れた規制 歪曲 怠慢 癒着
  • 第9章 暗中模索 闘う人たち
  • 第10章 見切り発車 アスベスト新法案、国会へ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アスベスト禍 : 国家的不作為のツケ
著作者等 粟野 仁雄
書名ヨミ アスベストカ : コッカテキ フサクイ ノ ツケ
書名別名 Asubesutoka
シリーズ名 集英社新書
出版元 集英社
刊行年月 2006.1
ページ数 222p
大きさ 18cm
ISBN 4087203247
NCID BA75141493
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全国書誌番号
20964016
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言語 日本語
出版国 日本
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