男の嫉妬

山本博文 著

義に厚く、潔い男の中の男。「武士」という言葉から連想される通念であろう。現代には失われた日本の美徳を、われわれは「武士道」へと投影しがちだ。しかし、多くの史料には、嫉妬心から足を引っ張りあう、彼らの等身大の生き様が描かれている。では、なにゆえにサムライたちは、かくも生臭い情念に翻弄されねばならなかったのか。そして、その心性を根深く規定した日本社会の特質とは。一級資料を丹念に掘り起こし、嫉妬うずまく武士社会の実像を浮き彫りにする刺激的な試み。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 名誉ある武士の嫉妬
  • 第2章 殉死者をめぐる嫉妬心
  • 第3章 嫉妬にもとづく陰湿な批判
  • 第4章 正義の根底に嫉妬心あり
  • 第5章 嫉妬に沈められた長谷川/平蔵
  • 第6章 他人の出世に羨望する人々
  • 第7章 嫉妬を緩和し、温存するシステム

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 男の嫉妬
著作者等 山本 博文
書名ヨミ オトコ ノ シット : ブシドウ ノ ロンリ ト シンリ
書名別名 武士道の論理と心理
シリーズ名 ちくま新書
出版元 筑摩書房
刊行年月 2005.10
ページ数 219p
大きさ 18cm
ISBN 4480062653
NCID BA73646091
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全国書誌番号
20905324
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言語 日本語
出版国 日本
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