今枝由郎 著
日本仏教の本質を見極めるために、いま世界的視野から仏教を見直すことが求められている。フランスで仏教史研究に従事し、大乗仏教国ブータンで暮らした経験など、自身の40年に亙る仏教探求遍歴を踏まえて、回忌法要・僧侶の妻帯・寺院の世襲など、日本仏教の異質性を鋭く解き明かす。日本語訳大蔵教をもたなくて、仏教の本当の姿を知っていると言えるのか。さらに、いま仏教の教えが人々にどんな救いを与え得るのか、経済市場主義から幸福至上主義へ向けて、仏教の果たすべき役割を問う。
「BOOKデータベース」より
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