斬首の光景

ジュリア・クリステヴァ 著 ; 星埜守之, 塚本昌則 共訳

ブルガリア出身で、ロラン・バルトやフィリップ・ソレルスらとともにフランス現代思想界で中心的な役割を果たし、現在でもさまざまな問題作を発表し続けている「異邦の女」ジュリア・クリステヴァ。彼女がルーブル美術館の全面的な協力のもと、あらゆるイメージの根源に、「斬首」のヴィジョン(首の光景=決定的な場面)を探求した待望の美術・哲学論。クリステヴァは、デッサン(素描)という行為に、自らの母親の記憶から人類の黎明期につながる人間の普遍的な営みを見出す。それは、あらゆる宗教現象の起源となり、切断された頭部のイメージに結晶する。太古の人類における頭蓋骨崇拝から、古代神話のゴルゴン、そして聖ヨハネの首とキリストの顔が変成したビサンチンのイコンへ。さらには「残酷」そのものとして屹立する近代のギロチン、現代のアヴァンギャルド芸術に至るまで、恐怖と魅惑に満ちた120点の図版とともに、精神分析学、文化人類学、ギリシア正教を中心とした宗教学、さらにはフェミニズムに由来する膨大な知識を駆使して語られるその真実。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • デッサン、あるいは思考の速さ
  • 頭蓋-崇拝と芸術
  • メドゥーサとは誰か?
  • 真の似姿-聖なる顔
  • 余談-分配・構成、形象・表徴、顔
  • 理想的な顔あるいは現働化する予言-洗礼者聖ヨハネ
  • 斬首
  • ギロチンから死刑発止まで
  • 恐怖の権力
  • 顔と限界の経験

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 斬首の光景
著作者等 Kristeva, Julia
塚本 昌則
星埜 守之
クリステヴァ ジュリア
書名ヨミ ザンシュ ノ コウケイ
書名別名 Visions capitales
出版元 みすず書房
刊行年月 2005.1
ページ数 275, 10p
大きさ 22cm
ISBN 4622070855
NCID BA70581444
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20746041
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想