フランシーン・プローズ 著 ; 仁木めぐみ 訳
ダイダロス、ゲーテ、カラヴァッジョなど多くの個性が訪れ、また数々の文明が侵略・支配した豊饒の島シチリアは、遺跡や芸術品に満ち、全体が美術館のようだ。また、マフィア発祥の地でもあるその島ではいまだ貧困や犯罪といった問題も抱えているが、人々は過酷な現実を裏返したように徹底的に祝い事を楽しみ、毎日の食事を堪能し、自分たちの人生を愛している-。ニューヨークに住む気鋭の女性作家が建築や料理に魅せられながら島をめぐり、生きることの真実を見いだしていく幻想的な紀行。
「BOOKデータベース」より
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