共同体と正義

仲正昌樹 編

万人に対して普遍的に適用されるべき合理的な「正義」の基準を追求してきた西欧近代の「大きな物語」の「有限性」が露呈し、ポスト・イストワールの混沌の中で、"我々"の社会規範の究極的な基礎になってきた「人間」という概念自体が揺らいでいる。復活しつつあるように見える様々なローカルな「小さな物語」を横断して、ポスト・モダン的な"正義"の在り方を構想することは可能なのか。各人の属する「共同体」と不可分に結びついている「正義の語り」を形成する歴史的な文脈を系譜学的に探求しながら、システム的な強制へと回収されることのない新たな"自由"の空間について考える。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 私的共同体と法
  • 第2章 自由としての配分:配分原理の自由主義的基礎
  • 第3章 他者指向的自由主義と法の変容-選択的な絆を可能とする法理論構築のための一考察
  • 第4章 "政治的なるもの"とポストモダニズム-正義論における平等/差異のアポリア
  • 第5章 「政治的ならざるもの」の場をめぐって
  • 第6章 人間を再デザインする-サイボーグとキマイラとして生きること
  • 第7章 規律社会の終焉と自殺予防の行方
  • 第8章 RAWAと黒衣の女性たちの政治的汚名

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 共同体と正義
著作者等 仲正 昌樹
橋本 努
書名ヨミ キョウドウタイ ト セイギ
シリーズ名 叢書・アレテイア 5
出版元 御茶の水書房
刊行年月 2004.12
ページ数 258p
大きさ 21cm
ISBN 4275003535
NCID BA70180341
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全国書誌番号
20774079
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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