種村季弘 著
本書は、ただの評伝に見えて、じつは、乳母から警察機構の一員を経て、淫奔な人妻や女性解放論者や翻訳家、さらには性心理学者まで、作家をとりまいた文化の総体を、マゾッホという一作家の伝記に沿いながら甦らせようとした、壮大な文化研究の書である。
「BOOKデータベース」より
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