島谷謙 著
ナチス政権下に亡命した五人の劇作家たち。彼らは二度の世界大戦に遭遇し、祖国への帰還を夢見た20世紀ドイツのオデュッセウスである。ユダヤ人迫害、亡命、抵抗、日本の悲劇、歴史と実存等を描いた秀作を通して、二千年の歴史を持つ演劇が20世紀最大の難問であるナチズムをどう捉えたのか考察し、時代の記録たる演劇の造形力と可能性を探る。
「BOOKデータベース」より
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