悲しきアンコール・ワット

三留理男 著

ロダン、マルロー、三島由紀夫といった大物芸術家たちに愛されたアンコール遺跡群は、組織的盗掘と国境を越えた密売ルートによって日常的に切り崩されている。カンボジアでは、クメール文化の切り売りは、いまや一つの「産業」となっているのだ!長年、カンボジア取材を続けてきた報道写真家の著者は、十年以上にわたってアンコール遺跡の盗掘と密売を独自に取材してきた、日本で唯一のジャーナリストだ。本書は、世界遺産が直面する惨状を、豊富な現地写真とともに生々しくレポートした問題作である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 悲しきアンコール・ワット
  • 第2章 王国の盛衰と植民地の時代(上野の森のアンコール展
  • アンコール遺跡の再発見者アンリ・ムオ
  • アンコールを訪れ、惹かれた外国人たち
  • マルローの『王道』に見る盗掘の実態
  • 奪われた青銅像の行方)
  • 第3章 国境を越える窃盗団(石像一キロ、金一グラムの世界
  • 国境の町の骨董店
  • 密輸街道を行く
  • 手を失った石像
  • バンテアイ・チュマールをめざす
  • 郡長の悩み)
  • 第4章 密輸ルートを追う(返還された千手観音像
  • マジック・ドアに隠されたクメールの彫像
  • 「売ってはいけないもの」が公然と売買させる日本)
  • 第5章 荒廃・盗掘と戦う(アンコールは誰のもの
  • 遺跡を守る考古学者タイ下院骨董品の密輸の研究・監視委員会の活動
  • 石工を育てる
  • 国際協力で進められる保存・修復)
  • 資料編

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 悲しきアンコール・ワット
著作者等 三留 理男
書名ヨミ カナシキ アンコール ワット
シリーズ名 集英社新書
出版元 集英社
刊行年月 2004.8
ページ数 221p
大きさ 18cm
ISBN 4087202569
NCID BA68275503
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全国書誌番号
20662718
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言語 日本語
出版国 日本
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