〈恋愛結婚〉は何をもたらしたか : 性道徳と優生思想の百年間

加藤秀一 著

夫婦別姓論議や少子化、不倫、熟年離婚など「結婚=家族」という主題が、ここ十数年メディアを賑わしてきた。だが、こうした話題の前提として、「一夫一婦制」自体が論議されることがなかったのはなぜか?そもそも明治期に唱導された一夫一婦制は、単なる精神論や道徳談義ではなく、「総体日本人」の、改良という国家戦略と共存していた。本書では、一夫一婦制と恋愛結婚をめぐる言説が、優生学という危険な部分と表裏一体であったことを検証し、恋愛・結婚・家族という制度の「近代性」の複雑さを明らかにする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 "恋愛結婚"の時代
  • 第1章 制度としてのロマンチック・ラブ-日本における"恋愛結婚"への助走
  • 第2章 「一夫一婦制」への遡行-明治期における恋愛・結婚・国家
  • 第3章 一夫一婦制という科学-「男性の体液が女性の体液に混じる」?
  • 第4章 人類のために恋愛を!-家庭・フェミニズム・優生学
  • 第5章 恋愛から戦争へ-戦前期における「優生結婚」の模索
  • 終章 "恋愛結婚"の方へ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 〈恋愛結婚〉は何をもたらしたか : 性道徳と優生思想の百年間
著作者等 加藤 秀一
書名ヨミ レンアイ ケッコン ワ ナニ オ モタラシタカ : セイ ドウトク ト ユウセイ シソウ ノ ヒャクネンカン
シリーズ名 ちくま新書
出版元 筑摩書房
刊行年月 2004.8
ページ数 238p
大きさ 18cm
ISBN 4480061878
NCID BA68128076
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全国書誌番号
20672899
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言語 日本語
出版国 日本
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