盗まれた手の事件 : 肉体の法制史

ジャン=ピエール・ボー 著 ; 野上博義 訳

生命科学の発達は、血液や臓器など「肉体の一部」が人体の外部で生きつづけることを可能にし、ローマ法で生まれ現在の西洋に受け継がれた、人間を非物質的なものとみなす観念を大きく揺さぶることになった。体から離れた部分はいったい何なのか、そして誰のものなのか。本書は、切断された他人の手を奪うというフィクションを考えるなかで、この観念の歴史的歩みを明らかにし、肉体をめぐる新しい法論理の道を追究する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 判決-フィクション
  • 体、この厄介なもの
  • 終末…まえもって
  • ローマ的シヴィリテが法の非肉体化を求めるということ
  • 人格、その演出家による創造物
  • 体、有形な物-見いだせない明白な事実について
  • 狂気とグロテスクに関する逸話
  • ゲルマン人には角が生えているのか
  • 肉体の教会法的定義-権利の対象
  • 肉体の教会法的定義-手当ての対象
  • 公衆衛生の起源にさかのぼって
  • 労働者の肉体という新しい法的事実
  • 暴力がシヴィリテを脅かすところ
  • ある日、血が
  • 血の事業
  • 人間にとっての肉体、そして別の「物」

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 盗まれた手の事件 : 肉体の法制史
著作者等 Baud, Jean-Pierre
野上 博義
Baud Jean‐Pierre
ボー ジャン=ピエール
書名ヨミ ヌスマレタ テ ノ ジケン : ニクタイ ノ ホウセイシ
書名別名 L'affaire de la main volee

Nusumareta te no jiken
シリーズ名 りぶらりあ選書
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2004.7
ページ数 298, 54p
大きさ 20cm
ISBN 4588022237
NCID BA6802953X
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20695771
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想