性家族の誕生

川村邦光 著

日本人のセクシュアリティは、文明開化による「西洋性科学」の流入をうけ、大きく変貌する。それまで自然なものにすぎなかった「性欲」に人々の意識は強く囚われるようになり、その中心に特権化された身体部分=性器が据えられる一方で、色情は貶められ貞操が重視される。この流れのなかで、性を制御・隠蔽しつつ、「強い男/弱い女」幻想を作りあげ戦争推進力へと変換する、巧妙な中間装置となったのが、「家族」であった。近代日本の性の変遷を、通俗的な書物や図版をもとに、緻密に解析する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序 透谷、処女を論ず
  • 第1章 色情のエチカ
  • 第2章 文明開化のセクソロジー
  • 第3章 性欲の時代
  • 第4章 性家族の肖像
  • 第5章 男らしさの病と女らしさの病
  • 第6章 戦争と母性愛の時代

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 性家族の誕生
著作者等 川村 邦光
書名ヨミ セイ カゾク ノ タンジョウ
書名別名 セクシュアリティの近代
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2004.7
ページ数 270p
大きさ 15cm
ISBN 4480088652
NCID BA67795199
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全国書誌番号
20648678
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言語 日本語
出版国 日本
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