弓削尚子 著
新しい知と「科学」の冒険へと繰り出した十八世紀ヨーロッパの啓蒙主義は、一国の歴史のなかではなく、ヨーロッパという一つのコスモスの思潮として考えなければならない。そうであるならば、「啓蒙のヨーロッパ」は、自分たちの「外の世界」をどのようにとらえていたのだろうか。非ヨーロッパ世界を照らし出す啓蒙の光を軸に、植民地主義や帝国主義の源泉ともなった当時の文明観を批判的に論じたい。
「BOOKデータベース」より
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