幣原喜重郎とその時代

岡崎久彦 著

幣原は、大正13年、外交官試験に合格した者として初めて加藤内閣の外相に就任する。その外交姿勢は、英米協調・対中国内政不干渉を基調とした。いわゆる「幣原外交」である。しかしそれは陸軍・財界・政友会等から「軟弱外交」と非難をあび、昭和2年、幣原は退場を余儀なくされる。そもそも非自主的、非協調的な外交など存在しない。デモクラシーの理想を信じた男の信念と悲哀を描く著者渾身の評伝。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 新世代の外交官-典型的な平和な時代の真面目な秀才
  • アメリカの世紀の始まり-新興日本と新興アメリカが太平洋で遭遇する
  • 混沌の中国大陸-拙劣を極めた二十一箇条要求
  • 日英同盟の時代-その時代、英国紳士は日本人の理想だった
  • 日英同盟の岐路-日本は第一次大戦で同盟強化のチャンスを見逃した
  • ロシア革命とシベリア出兵-ロシア革命の余波は日本にも及んだ
  • パリ講和会議-同盟国英国の老練な外交が日本を救った
  • 日英同盟の終焉-「旧外交」と「新外交」の岐路に立たされた幣原の選択
  • 平和と軍隊-ワシントン軍縮を成功させた加藤友三郎の見識、幣原外交の冴え
  • 幣原外交の開花-外相に就任した幣原は外交の新機軸を開いた
  • 潮の変わり目-幣原の協調路線に国民世論は反発した
  • 中国統一の気運に直面する田中外交-張作霖爆殺事件はその後の日本に決定的な悪影響を及ぼした
  • 幣原外交の最後の業績-時流が変わっていく中、幣原は少しも変わらなかった
  • 幣原外交の終焉-幣原の辞任で日本は対米外交の貴重な資産を失った

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 幣原喜重郎とその時代
著作者等 岡崎 久彦
書名ヨミ シデハラ キジュウロウ ト ソノ ジダイ
書名別名 Shidehara kijuro to sono jidai
シリーズ名 PHP文庫
出版元 PHP研究所
刊行年月 2003.7
ページ数 468, 15p
大きさ 15cm
ISBN 4569579930
NCID BA67123099
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全国書誌番号
20429475
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言語 日本語
出版国 日本
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