グロテスクの系譜

アンドレ・シャステル 著 ; 永澤峻 訳

"グロテスクなもの"は、ルネサンス美術が「純粋で清澄なる古代」を復興する陰で産み落とされた。滑稽図やアラベスク模様など空間を装飾する絵画では、「現実的空間の否定」と「雑種(ハイブリッド)な生き物の増殖」が中心原理となり、遠近法と物語(イストリア)で構築された世界秩序からの解放が可能となる。「疎外された奇形児」か「豊穣な民衆世界」かという両極からしか批評されてこなかった、この怪物的で遊戯的なものの系譜を、美術史の碩学が的確精緻に解剖する。収録図版多数。本邦初訳となる関係二論文を収録。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 グロテスクの系譜(「名づけえざる装飾」に関するエセー
  • 「放縦で滑稽な絵画」
  • 怪物たちと「滑稽図ドロルリィー」
  • 夢か怪物か?
  • 笑いのデーモン
  • アラベスクへの経路
  • 他のさまざまな道)
  • 2 仮面、仮面行列、装飾用の怪人面
  • 3 現代美術における遊びと聖なるもの

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 グロテスクの系譜
著作者等 Chastel, André
永沢 峻
Chastel Andr'e
シャステル アンドレ
書名ヨミ グロテスク ノ ケイフ
書名別名 La grottesque
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2004.4
ページ数 295p
大きさ 15cm
ISBN 4480088393
NCID BA6665816X
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全国書誌番号
20590072
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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