根本彰 著
わが国の公共図書館は、その社会的効果が何であるのかが真剣に問われる機会がないままに、ここ三〇年間純粋培養されてきた。それが、近年いきなり文化の表層の議論に引き上げられて論じられるようになったばかりか、経済的な効果まで論じられようとして、図書館関係者を面食らわせている。これに対して本書では、ベストセラー提供や電子図書館のような最近の話題に加えて、選書論や地域資料、レファレンスサービスのように古くからあるテーマを再検討することで、著者なりの図書館像を示した。
「BOOKデータベース」より
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