地域からみたヨーロッパ中世

アンドレ・ジョリス 著 ; 瀬原義生 監訳 ; 守山記生 [ほか]訳

ヨーロッパ世界は、11世紀から13世紀にかけて固有の文明を確立していった。そうした歴史的ヨーロッパの十字路に位置したベルギー東部のムーズ川中流域における都市社会の形成を中心に、都市の概念、商業と技術、人々の意識(心性)の在り方を考察した本書は、ヨーロッパ中世文明の特徴的な諸要素を、その相互連関に留意しつつ明らかにした地域史研究である。都市的自由の早期の出現と広がり、都市支配層の多様な出自、地域の内外を結びつけた商工業の発展と伝播、法意識の形成と聖職者の役割、奇跡や婚姻概念を媒介とする中世的心性の探求など、本書で取り上げられたテーマは、いずれも地域史的視点からヨーロッパ中世を照射し、その基層を浮かび上がらせている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 「都市」の概念
  • 第2章 紀元千年頃のスペインとロタリンギア-都市的自由の起源について
  • 第3章 ムーズ地方における都市の自由と一〇六六年のウイの慣習法文書
  • 第4章 十一〜十三世紀におけるウイの都市貴族に関する問題
  • 第5章 中世ムーズ地方の都市と商業
  • 第6章 十三世紀後半ナミュール伯領の大青圧搾機
  • 第7章 スタヴロのヴィバルトとローマ法
  • 第8章 ブイヨンにおける聖ランベールの凱旋(一一四一年)-ある証拠の物語あるいはある心性の表現
  • 第9章 唯一の愛それとも何人もの女性?

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 地域からみたヨーロッパ中世
著作者等 Joris, André
守山 記生
山田 雅彦
河原 温
瀬原 義生
青山 由美子
Joris Andr'e
ジョリス アンドレ
書名ヨミ チイキ カラ ミタ ヨーロッパ チュウセイ : チュウセイ ベルギー ノ トシ ショウギョウ シンショウ
書名別名 Villes:affaires-mentalites

中世ベルギーの都市・商業・心性
シリーズ名 Minerva西洋史ライブラリー 61
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 2004.1
ページ数 229, 25p
大きさ 22cm
ISBN 4623037142
NCID BA65624027
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全国書誌番号
20566267
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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