佐々木高明 著
「南島農耕文化」という文化クラスターが南西諸島に古くから存在し、南島の生活文化の伝統を長く支えてきた。「農耕」は古い時代に、南から北へ伝播したものである。本書は、南島農耕論を構築する上で基礎となったバタン島、台湾山地先住民、そして沖縄諸島のフィールドワークの記録である。日本文化の基層にある「北からの文化」と同様に「南からの文化」の伝統を提示し、単一・同質と捉えられてきた日本文化の豊かな多様性・多文化性を指摘する。
「BOOKデータベース」より
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