志賀重昂『日本風景論』精読

大室幹雄 著

日本の風景は世界でも最優秀であると説いた『日本風景論』は、日清戦争のさなかに刊行され、ベストセラーとなる。漢詩文を基盤とする独特の文学性が地理学と融合したこの作品は、当時どのように読まれたのか。「国粋保存旨義」を主張した志賀重昂のナショナリズムとは。近代日本の精神史を風景享受から考察する書下ろし。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • はじめに 日本ラインをめぐって
  • 第1章 日清戦争、大日本精神、愛国心-同時代の人びとはどう読んだか(一)
  • 第2章 科学と文学の融合-同時代の人びとはどう読んだか(二)
  • 第3章 日本海岸の日本と太平洋岸の日本-志賀重昂の地理学(一)
  • 第4章 南日本と北日本-志賀重昂の地理学(二)
  • 第5章 「封建」と「郡県」のはざまで-地理学的な回顧(一)
  • 第6章 もうひとつの地理学内村鑑三『地人論』-地理学的な回顧(二)
  • 第7章 『日本風景論』における文学-漢文くずれの散文と風景
  • 第8章 風景享受の美学と作法-跌宕の変容と山水癖の残影
  • 第9章 ナショナリズムと楽しい名士-日本ラインはどのように生まれたか
  • おわりに 登山奨励について

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 志賀重昂『日本風景論』精読
著作者等 大室 幹雄
志賀 重昂
書名ヨミ シガ シゲタカ ニホン フウケイ ロン セイドク
書名別名 Shiga shigetaka nihon fukei ron seidoku
シリーズ名 日本風景論
岩波現代文庫 : 学術
出版元 岩波書店
刊行年月 2003.1
ページ数 334p
大きさ 15cm
ISBN 4006000979
NCID BA60427470
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全国書誌番号
20373712
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言語 日本語
出版国 日本
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