スペクタクルの社会

ギー・ドゥボール 著 ; 木下誠 訳

「フィルムはない。映画は死んだ」と言ってのけるドゥボールにかかっては、あのゴダールさえ小市民的に見えてしまう。芸術に限らず、思想も政治も経済も、「専門家」に任せきりで、鷹揚にお手並拝見と構えているうちに、いやおうなく「観客」であるしかないどころか、大仕掛けな茶番劇のエキストラに動員されてしまいかねない。こんな世界のありようと疎外感の大元を、本書は徹底的に腑分けしてくれる。ほんとうに「何一つ欠けるところのない本」だ。マルクスの転用から始まるこの本は今日、依然として一個のスキャンダル、飽くなき異義申立てと「状況の構築」のための道具であり、武器であることをやめていない。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 完成した分離
  • 2 スペクタクルとしての商品
  • 3 外観における統一性と分割
  • 4 主体と表象としてのプロレタリアート
  • 5 時間と歴史
  • 6 スペクタクルの時間
  • 7 領土の整備
  • 8 文化における否定と消費
  • 9 物質化されたイデオロギー

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 スペクタクルの社会
著作者等 Debord, Guy
木下 誠
ドゥボール ギー
書名ヨミ スペクタクル ノ シャカイ
書名別名 La société du spectacle
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2003.1
ページ数 282p
大きさ 15cm
ISBN 4480087354
NCID BA60422466
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全国書誌番号
20368025
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言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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