クレチアン・ド・トロワ研究序説

渡邉浩司 著

本書の大きな功績は、12世紀の物語作家たち、とりわけクレチアン・ド・トロワにとって1次資料として使われたテクストの神話的背景を探り、中世の心性(メンタリティー)と想像世界(イマジネール)との関わりで「イロニー」の問題を提起しているところにある。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 西欧中世文学研究と「イロニー」-修辞学的研究から神話学的研究へ(クレチアン・ド・トロワ研究における「イロニー」研究の位置
  • 中世仏文学に見る「イロニー」研究の現況
  • 神話学的読解へ向けて)
  • 第2部 「イロニー的文体」-クレチアン・ド・トロワの物語の修辞学的分析(『聖杯の物語』における「対位法」の問題-「構造のイロニー」をめぐって
  • 『クリジェス』に見る「構造のイロニー」-2世代並置による2部構成の戦略
  • 『クリジェス』に見る「言葉のイロニー」と「状況のイロニー」-クリジェスの叔父アリスが占める「幻影」の極 ほか)
  • 第3部 「イロニーとしての神話」-クレチアン・ド・トロワの物語の神話学的分析(「諺」の神話学-クレチアン・ド・トロワの物語に現れる諺研究の現況
  • アーサー王物語における固有名の神話学-ペルスヴァルの名をめぐって
  • 神話学的読解の鍵としての「暦」と「固有名」-『クリジェス』に現れる「越えられない壁」の挿話をめぐって ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 クレチアン・ド・トロワ研究序説
著作者等 渡邉 浩司
渡辺 浩司
書名ヨミ クレチアン ド トロワ ケンキュウ ジョセツ : シュウジガクテキ ケンキュウ カラ シンワガクテキ ケンキュウ エ
書名別名 修辞学的研究から神話学的研究へ

Kurechian do torowa kenkyu josetsu
シリーズ名 中央大学学術図書 54
出版元 中央大学出版部
刊行年月 2002.12
ページ数 432p
大きさ 22cm
ISBN 4805751487
NCID BA60285955
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全国書誌番号
20362556
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言語 日本語
出版国 日本
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