アパシー・シンドローム

笠原嘉 著

一九七〇年前後、「退却」「逃避」と表現できる無気力な現象が大学生に現れはじめた。著者は、従来の精神病理学では解きがたい現象を考察しながら、自立への不安をもつ当時の青年像を浮かび上がらせた。豊かさと高学歴がもたらす新しい症候を論じた本書は、その後の「ひきこもり」論に多くの示唆をあたえた先駆的著作である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 青年の自立と個性化をめぐって
  • アイデンティティと現代
  • 現代病としての境界例
  • 大学生と対人恐怖症
  • 人みしり-正視(視線)恐怖症の臨床
  • 大学生の精神衛生のために
  • キャンパスの精神病とノイローゼ
  • 青年の自殺
  • 現代の神経症-とくに神経症性アパシー(仮称)について
  • 退却神経症withdrawal neurosisという新カテゴリーの提唱
  • アパシー・シンドロームapathy syndromeをめぐって
  • アパシーの病前性格
  • 境界例の概念をめぐって-スプリットという防御機制についての一考案
  • 無気力からの復路のために

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アパシー・シンドローム
著作者等 笠原 嘉
書名ヨミ アパシー シンドローム
シリーズ名 岩波現代文庫 : 学術
出版元 岩波書店
刊行年月 2002.12
ページ数 361, 4p
大きさ 15cm
ISBN 4006000952
NCID BA60078269
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20371769
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想