美と宗教の発見

梅原猛 著

本書は、「梅原日本学」として、今や大きな山容を現わすに至った著者全業績の「原マグマ」とも言うべき処女論文集。日本文化論一般の形成に大きな足跡を残した先人(鈴木大拙、和辻哲郎、柳宗悦、正岡子規、丸山真男ら)に次々に肉迫。彼らの業績の意味と限界を、圧倒的な批判と論駁のうちに明示する。以後多くの著作として結実するその方法論は、「感情的構造を問う」著者独自のものであった。論難の書でありながら、副題に「創造的」とあるのも、うなづけよう。この独創の剣によって切り開かれた先に、新たに発見される日本の「美」と「宗教」。「梅原日本学」は、ここに始まる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 文化の問題(日本文化論への批判的考察-鈴木大拙・和辻哲郎の場合
  • 明治百年における日本の自己誤認-日本人の宗教的痴呆
  • 美学におけるナショナリズム)
  • 第2部 美の問題(日本の美意識の感情的構造
  • 壬生忠岑「和歌体十種」について
  • 世阿弥の芸術論
  • 徳川武士の美意識の構造)
  • 第3部 宗教の問題(「固有神道」覚え書き
  • 浄土教的感情様式について
  • 創価学会の哲学的宗教的批判)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 美と宗教の発見
著作者等 梅原 猛
書名ヨミ ビ ト シュウキョウ ノ ハッケン
書名別名 Bi to shukyo no hakken
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2002.10
ページ数 415p
大きさ 15cm
ISBN 4480087230
NCID BA59057931
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全国書誌番号
20346927
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言語 日本語
出版国 日本
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