流れる

幸田文 著

大川の流れるほとりの芸者屋に、住み込んだ女中・梨花。この花街に暮らす芸妓たちの慣習と、自堕落で打算のからみあう、くろうとの世界に、梨花は困じながらも、しろうとの女の生活感覚で、誠実に応えて、働き、そこに生きる人々に惹かれていく…。時代が大きく移り変わる中で、抗いながらも、流されていく花街の人々と、そこに身を置いた女性の生活を、細やかに描いて絶賛された長編小説。新潮社文学賞、日本芸術院賞受賞。

「BOOKデータベース」より

梨花は寮母、掃除婦、犬屋の女中まで経験してきた四十すぎの未亡人だが、教養もあり、気性もしっかりしている。没落しかかった芸者置屋に女中として住みこんだ彼女は、花柳界の風習や芸者たちの生態を台所の裏側からこまかく観察し、そこに起る事件に驚きの目を見張る…。華やかな生活の裏に流れる哀しさやはかなさ、浮き沈みの激しさを、繊細な感覚でとらえ、詩情豊かに描く。花柳界に力強く生きる女性たちを活写した幸田文学を代表する傑作。日本芸術院賞、新潮社文学賞受賞。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 流れる
著作者等 幸田 文
幸田
書名ヨミ ナガレル
出版元 新潮社
刊行年月 1956
版表示 改版
ページ数 262p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-10-111602-0
NCID BA30000105
BA54532200
BA58973933
BA76514304
BB09769483
BN05150130
BN06141452
BN07120141
BN07326985
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
56005240
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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