岩田託子 著
月明かりを頼りに縄ばしごで部屋を抜け出し、四頭立ての馬車で追手を振り切って国境を越える-そんな駆け落ち結婚が女性の憧れの的となった。舞台は十八世紀イギリス。家同士の結婚ではなく、恋愛の結果として結婚したい。それを最高の形で証し立てるのが周囲の反対を押しのけての駆け落ちだ。社会現象となって当時から文豪がこぞって取り上げ、信奉者は今も跡を絶たない。淑女たちの過剰な憧れが生んだ悲喜劇の顛末は。
「BOOKデータベース」より
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