江戸川柳で読む百人一首

阿部達二 著

百人一首は数百年にわたり、日本人の美意識、恋愛観を涵養し支配してきた。江戸期には、中流以上の家庭の正月遊びに「歌かるた」として親しまれ、浄瑠璃や謡曲の詞章はおろか、力士の四股名にさえとり入れられた。本書では、百人一首のほとんどの歌をパロディ化し、親しみをこめて作者をからかっている江戸川柳をひもとき、千数百年の昔の人びとの心を伝える百人一首の魅力と、江戸人の豊かな学識と機智の世界に読者を招じ入れる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 秋の田のかりほの庵のとまをあらみわが衣手は露にぬれつつ
  • 春すぎて夏来にけらししろたへの衣ほすてふ天のかぐ山
  • あい曳の山どりの尾のしだり尾のながながしよをひとりかもねむ
  • たごのうらにうちいでて見れば白妙のふじの高ねに雪は降りつつ
  • おくやまに紅葉ふみ分けなく鹿の声きく時ぞ秋はかなしき
  • かささぎのわたせる橋におく霜のしろきをみれば夜ぞふけにける
  • あまの原ふりさけみればかすがなる三笠の山にいでし月かも
  • わが庵は都のたつみしかぞすむ世をうぢ山と人はいふなり
  • 花のいろはうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに
  • これやこの行くも帰るもわかれてはしるもしらぬもあふ坂の関〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 江戸川柳で読む百人一首
著作者等 阿部 達二
書名ヨミ エド センリュウ デ ヨム ヒャクニン イッシュ
シリーズ名 百人一首 328
角川選書 328
出版元 角川書店
刊行年月 2001.11
ページ数 285p
大きさ 19cm
ISBN 4047033286
NCID BA54654922
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20233429
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想