まつばらとうる 著
子規没後の根岸・子規庵変遷の全容を伝える作品。膨大な資料を丁寧に読み込み、実証的手法で史実を解明。子規研究の未開拓な領域。子規文学を支えた妹律の確かな後半生、多彩な人物が登場する数々の挿話。庵保存と遺墨流失にまつわる確執と波瀾。時代背景も活写され史実は謎解きのドラマのように展開する。子規百年忌を迎え、史実の重みが伝わって来る。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ